2008年度は、第一歩として「食への関心」を取り上げました。食べ比べなどの食体験も交えながら、一番身近な食卓から発想し、「食の未来」のために私たちにできることはないか、様々な角度から考えました。
キリン食生活文化研究所は、
11月6日「キリン食卓調査から~学生の食卓実態と食リテラシー」と題して
第1回ワークショップを開催しました。
日時: | 2008年11月6日(木)16:20-17:50 |
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場所: | 東京大学駒場キャンパス 101号館 |
講師: | 太田恵理子(キリン食生活文化研究所所長) |
普段の食生活、食・料理の能力、食を通じた健康意識に基づいて、食ライフスタイル調査結果を紹介。食への関心が低く、多くが食事の準備に関わることがない中で、食を大事にして積極的に行動している層も1~2割存在する10代の食ライフスタイルについて、白熱したグループディスカッションが行われました
- ・生活には「食」だけがあるわけではないので、全体のライフスタイルの中で捉えることが大切だと思った。
- ・苦味酸味の好みと「食」に対する意識と、どのレベルを手抜きと感じるかが興味深かった。
- ・大学生になると「食」のことはほとんど考えない。重要なのに考えないことについて、考える機会をいただきありがとうございました。
食体験の一環として、ジャパンポテト社の協力を得て、品種や調味料との組み合わせによる味の違いを意識してもらうために、「男爵いも」と「シンシア」の試食会を行いました。
ほかほかのシンシアとマーガリン・塩の組み合わせが最もおいしいとの意見が多かったです。