健康で丈夫な体をつくる 6つのポイント

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5つの食事バランスで、朝から気持ちのよい1日を

朝ごはんを食べるのは、強い選手になるための第一歩。しっかり食べることで集中力も高まり、元気に動けるようになります。簡単なものでいいですから、朝食の習慣を大切にしましょう。食べ方のポイントは、次の5つの食事バランスに気をつけることです。

バランスのよい食事には、「主食」「主菜」「副菜」「果物」「乳製品」の5つが含まれています

ごはん(主食)とおかず(主菜)は、体温を高めてくれ、頭と体のウォーミングアップになります。忙しい朝には、主菜に卵や納豆がおすすめです。「卵かけごはん」や「納豆ごはん」は、主食と主菜を一緒に食べられるスグレモノです。
これに乳製品を加えると、食事のバランスがよくなります。さらに、野菜サラダ、野菜と海藻の入ったお味噌汁、果物などが1品でも増えると、ますますよい献立になります。果物、野菜の代わりに果汁100%ジュース、野菜ジュースなどを利用することもおすすめです。

お子さまの食の悩みにお答えします

Q.
息子の食が細くて心配です。同級生と比較しても体が小さめなので、バランスのよい食事を少しでもたくさん食べてもらえるよう、毎日頭を悩ませています。どのような献立を考えたらいいでしょうか?
A.
お子さんだけでなく、家族全員が健康に過ごすためにバランスのよい食事を考えなくてはいけないと思うと、毎日の食事づくりは本当に大変ですよね。年齢にかかわらず、誰にも共通の「バランスのよい食事のポイント」は、朝・昼・晩の3食に、主食(ごはん)、主菜(おかず)、副菜(野菜)がそろっていることです。スポーツをしている子どもの場合、これに乳製品と果物が加わると、さらによいでしょう。
食が進むようにと、お子さんの嗜好に合わせた料理を積極的に取り入れることもあるでしょうが、辛すぎたり苦すぎたりするものでなければ、時には大人の食べたい料理で献立を考えるのもおすすめです。子どもの食経験を広げることになるからです。
また、食事中は、食事に集中できるよう、テレビをつけないことも大切です。家族でおいしく、楽しく食事をすることも、食を進める大切なポイントです。