健康で丈夫な体をつくる 6つのポイント

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  • お弁当
  • おやつ
  • 好き嫌い
  • 試合の日
  • 水分補給

運動中の水分補給はこまめに

運動中は、水分のとり方も大切です。体の水分が不足すると、足がつりやすくなったり、疲れやすくなったりします。特に、たくさんの汗をかき、体の水分が失われがちな夏場は、水分補給が重要です。

のどがかわいたと思う前に水を飲む習慣を

トレーニング中は、休憩のたびに水分を補給しましょう。のどがかわいたと思う前に、コップ1杯の水分を飲むよう習慣づけることが大切です。ただし、飲みすぎると動けなくなるので、量には気をつけてください。体を内側から冷やす飲み物として、水とスポーツドリンクを多めに用意しておくとよいでしょう。
また、暑い日は、体を外から冷やすものとして、氷水で冷やしたスポンジやタオルを用意しておくと便利です。頭や首筋を冷やすことで、体温を下げて熱中症を予防することができます。
運動後には、季節や汗のかき方の違いによって、お茶や炭酸飲料、オレンジジュースなど、子どもたちの好きな飲み物をいくつか用意し、子どもたちが選べるようにするといいでしょう。

実は、食事も水分補給に役立ちます。

意外に見落とされがちですが、下のイラストのように、ごはんや野菜には水分が多く含まれているのです。食事をしっかりとっている選手は、「サラダから食べる」「ごはんとおかずを一緒にして、丼にして食べる」「ごはんに、梅干やキムチ、ふりかけ、納豆をあわせて、ごはんを多く食べる」など、少しでも多く食べる工夫をしています。夏バテをしないように、あるいは、脱水症状にならないように、普段から食事をしっかりとるようにしましょう。

食欲を落とさないためには?

暑い時期、必要以上に水分をとり過ぎると、元気な子どもたちも食欲が落ち、食事が進まなくなってしまいがちです。しかし、毎日の食事には、子どもたちの成長や、強い体づくりに欠かせない大切な栄養素が含まれています。きちんと食事をとることができるよう、水分補給の方法に気をつけましょう。
例えば、食事の前にアイスクリームを食べたり、糖分の多いジュースを飲み過ぎたりしていませんか。そんなときは、アイスクリームの代わりに、冷凍バナナや、凍らせたヨーグルトなどを食事の一部としてとるようにしましょう。